an-g 茶会 於 井政 ~ 秋分、星を観て 月を祭る
こんにちは
ライフスタイルコンサルタントの野田千穂です。
三連休はいかがお過ごしでしょうか?
私はお仕事の合間の秋分の日、an-g 茶会へ伺いました。
今年の中秋の名月
今年は9月24日。
太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指し、「中秋とは秋の真ん中」という意味です。明日の
旧暦の8月15日に見える綺麗な月
が愛でることができますように。ちなみに今夜は、残念ながら月は雲に隠れて明日に備えているようです。
七夕を連想するようなご案内状
井政・千代田区有形文化財
茶室は、井政
江戸時代から材木商を営み江戸城築城の折に召集された遠藤家この建物は昭和2年に建てられた店舗併用住宅。江戸の粋・そして守る人の心意気を存分に味わえる場所。府中市移築を経て、平成21年に千代田区有形文化財の指定を受け、神田の地へ再移築されました。(ご案内状から抜粋)
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二階建て
午後から二席
私の席入りは8名2グループ、階を分けてはじまりました。2日間の茶会のご盛会がうかがわれます。一席目は一階で、二席目を二階にて、こちらの茶会を通して拝見することができた和洋折衷の家屋内。
和洋折衷、和魂洋才に想いを寄せる私としては、大変心地良い時間を過ごしました。
茶席での撮影はいたしませんでしたので、少し説明しますと
季節の和菓子は、an-gのみなさまの手作り
- うさぎ型の落雁
- 光で楽しむ、蓮根を型どった干菓子
- 無花果のようかんの上に、星がちりばめられた寒天
ご案内上にありました、「秋分、星を見て 月を祭る 」が表現されておりました。
茶碗は
- 華やかな 九谷焼き
- 京都の窯元 真葛焼
など多種を拝見し
掛け軸は
- 秋分の日のために、描かれた逸品
時折泣く、虫の声
が8名を愉しませてくださいました。
ここからは、後に撮影させていただきました数枚を
中秋の名月に、登場するうさぎさん達。バカラグラスのスタンドとともに
お庭にカエルが数匹、訪問なさったらぜひ数えてください
二階は客間、天井高く
二階の天井、屋久杉や式年遷宮で使われた木材とバカラの照明とのマリアージュ。和洋折衷に魅了されて……
二階、木洩れ陽とお香
手前は、小嶋先生がアルマーニ カーサで一目惚れなさった花瓶を、茶道具として愛用している逸品。龍のうろこにも見える多彩な色合いに、私の眼は釘付け….
私が茶会へ伺うわけ
茶の湯のお稽古に通ったことはありません。
4か国10年間の海外生活から帰国し、日本文化の禅や侘び寂びの素晴らしさを改めて見直しました。
そして、好きな環境である都会住まい、移動生活ですが、時々慌しくなります。茶会で、自分を静粛な環境に置き、心を鎮めることで「リセット」できるのです。
茶会は、己をとり戻す貴重な儀式でもあります。
二階廊下に、うさぎの嫁入り
本日は、日本にて、米国文化のご家庭をお持ちの学友をお誘いして。an-gさんの素晴らしいおもてなしに、彼女が「日本文化をこよなく愛する米国人の夫を連れてくれば良かったわ」とつぶやいたほど。
an-g表千家茶の湯教室 主宰 小嶋歩見先生を囲んで
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明日の中秋の名月を、みなさまと愛でることができますように♪
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