妖艶でセクシーな香り、希少価値の『白トリュフ』を 「マルゴット・エ・バッチャーレ」で。
皆様、こんにちは。
世間では、ほとんどの方が仕事納めとなり、希望あふれる新年をご家庭で迎える準備に忙しいこととお察します。私は、今日明日のキャリアパス個別セッションのほか、事務関連と断捨離、と31日までお仕事がつづきます。写真を整理していて、記憶がよみがえった11月の私のお誕生日会食。希少価値の『白トリュフ』をふんだんに頂き、 妖艶かつセクシーな香りに包まれたあの夜を思い出しましたので、まとめてみました。
about Truffle
トリュフは「フォアグラ」「キャビア」と並ぶ「世界3大珍味」の1つ。トリュフの種類は100以上あると言われているそうで、食用として珍重されているのは10種類ほど。
大きく
⚫︎ 黒トリュフ
⚫︎ 白トリュフ
に分けられます。
日本でよく見かける黒トリュフはサマー・オータム・ウインター ・ヒマラヤ・ペリゴールの5種類、白トリュフはピエモンテ・ビアンケットの2種類があります。
トリュフの特徴はなんといっても成熟期に発する独特のエロティックな香り。トリュフの香りは動物の「性フェロモン」の香りに似ており、メスの豚は訓練なしでトリュフを探し当てるそうです。ですが、豚はトリュフを見つけると食べてしまうので、最近では訓練された犬が使われるとのこと。
ピークは11月!超高級素材の『白トリュフ』!
希少価値の白トリュフは、野生でのみ育ち人工栽培ができないために黒トリュフよりも高価で取引されます。イタリアでは「食べ物の王者」と呼ばれており、香りは妖艶で香ばしいアーモンドやニンニクの香りに例えられ「時に男性を優しい気持ちにさせ、女性を恋に落とす」とまで言われているそうです。
今年は夏場の高温と雨の少なさで収穫量自体は少なかったとのこと、しかし良質なトリュフが収穫されたそうです。グッドタイミングの来店になりました。
マルゴット・エ・バッチャーレ での愉しみ方
西麻布にあるこちらのお店では、
まず、トリュフをセレクトすることからはじまります。前日にイタリア ピエモンテから空輸された『白トリュフ』を拝見。
4人で会食でしたので、じゃがいも級の大きさの『白トリュフ』を選びました。宝石箱?トリュフ箱?におさめられているこの姿で、すでに独特なセクシーな香りをただよわせ、友人たちの呼吸も深くなりました。
こちらでの愉しみ方がまた豪快。まるごとトリュフを堪能できるのです。
コースメニューの一皿一皿にトリュフをふんだんに削ります。購入は、削って食した分をグラムではかる、はかり売り。コースとは別途です。この日はコースの中の6皿で、『白トリュフ』を堪能することになりました。オプションの「キャビア最中」も絶品です。是非ご賞味くださいませ。
▲ entrée(アントレ)は、皆がフランス産・仔鳩をセレクト……もちろん『白トリュフ』も。
▲最後に戴く、濃厚な卵かけごはんと『白トリュフ』の〆は、日本人で良かった!とうなるような絶妙組み合わせ。
今宵は、『白トリュフ』のセクシーな魅惑にとりつかれ削っていただく回数も多くなり、値が少々はりました。『白トリュフ』を貴婦人に例えると、貴婦人を扱うにはそれなりに身構えが必要だということでしょうか? 殿方へお伝えてしておきますね♪
そういえば!フランスに嫁いだCA時代の元同僚 Yukiさんが、数年前からご自宅の広大な敷地を活用して、トリュフの栽培を始めました。近い将来、彼女の地または東京で、彼女のダイヤモンドを食す日を心待ちにしていのです。
季節の食をグローバルに堪能できる東京
最近友人たちと口々に語るのが……………
友人たちとは、海外駐在や海外出張で、世界各国を食べ歩いた方々。
食に関しての東京のレベルは、食材の入手・料理人のスキルと熱意・コストパフォーマンスを考えると、かなりハイレベル。7年前に、10年間の海外生活から日本・東京にベースを移した私としては大変喜ばしいことです。本当に東京での食生活に大満足!!
この日ご一緒した友人の一人は、昨日すでに渡米、ハワイへ移動しました。寒い日本の冬を回避するため、あちらで3か月過ごすのです。私は、新年1月の恒例ハワイはやめて、年間海外ワーケーション計画をたてたところ。予定は未定なので、いつもながら突発的な海外出張になりそうですが。
皆様、穏やかな年末年始をお過ごしくださいませ。
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